Haiku Note
日記がわりに気軽に一句…をめざす俳句練習帳
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原爆忌
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2016年8月6日土曜日
鳩放たれ仰ぐ碧落原爆忌
(はとはなたれ あおぐへきらく げんばくき)
今年も、8月6日がやってきました。71年目。式典に参列し、モーニングを食べて帰るというのが習慣になりつつあります。今年も快晴の中、あふれるような蝉時雨でした。
式典の途中で鳩たちが放たれ、その一瞬、一斉に皆が同じ空を見上げます。そこにあるのは、ただの空ではないのだと思います。
2015年8月6日木曜日
鶴を折る老女の背中原爆忌
(つるをおる ろうじょのせなか げんばくき)
七十年前の今日、広島に原子爆弾が落とされました。鎮魂と祈りの日です。
平和記念式典で配られるパンフレットには、一枚の折り紙が挟まれています。式典のあと、元安川べりのベンチで一人ゆっくりと鶴を折るおばあさんを見かけました。折り上がった鶴を、係の人に何か話しながら渡していました。
旧広島県産業奨励館
焼けつくような太陽と蝉時雨の中、今年もすごい人出でした。
2014年8月7日木曜日
笛の音にたゆたふ川面原爆忌
(ふえのねに たゆたうかわも げんばくき)
昨日は、69年前広島に原子爆弾が落とされた日。大雨洪水警報が出ていましたが夜には上がり、増水した川で例年どおり灯籠流しが行われました。
この日の原爆ドーム付近は本当にすごい人出です。にぎやかな観光客もいれば、神妙な顔をした方たちもいる。でも皆が自分なりの思いで平和を願ってここに来るのだと思います。
広島の川べりはとても好きな風景ですが、この川はどれだけのものを飲み込んできたのだろうと、歴史を知るにつれ少しずつ見え方が変わってきました。夜の川は少し恐ろしいけれど、あたたかな灯籠の明かりには毎年ほっとします。どうか安らかに。
ぼんやりと川を眺めていたら、笛の音が聞こえてきました。誰かが「少年時代」を吹いていました。
元安橋付近
2013年8月10日土曜日
濁りなき子らの歌ごゑ原爆忌
(にごりなき こらのうたごえ げんばくき)
9日は長崎の平和祈念式典をネット中継で見ました。そんな時代になったのですね。広島の式典でもそうでしたが、厳かな雰囲気の中、子どもたちの合唱が始まるとふっと涙ぐんでしまいます。重い感情に包まれる式典の中では、とても異質な存在。戦争など知らない子どもたち。青空に響きわたるその声はどこまでも澄んでいて、真っ直ぐでひたむきで、心動かされます。確かに紡がれていくであろう未来と希望を感じました。
今日も美しかった夕焼け
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