2016年7月31日日曜日

片蔭やゆく人ゆく人吸ひ込まれ

(かたかげや ゆくひとゆくひと すいこまれ)

久々に、朝6時台にジョグに出てきました。まだ少しは涼しいし、通勤時間より人も少なくて思ったより快適でした。

でも日が射してくるとすぐに暑くなり、気づけば日陰ばかりを選んで走っています。



2016年7月10日日曜日

月涼し川の底には何かゐる

(つきすずし かわのそこには なにかいる)

今日は参議院選挙の投票日でした。仕事を片づけて投票したあと、大好きな本屋さんでしばらく至福の時間を過ごし、帰るころにはすっかり暗くなっていました。

月は少しかすんでいました。美しく光る水面の下には、生きるものたち、かつて生きたものたち、いろいろなものが飲み込まれています。夜の川は、なんとなく恐ろしい。

未来がすこしでも良い方向にゆきますように。

御幸橋より

2016年7月8日金曜日

本棚に隙間ひとつや夏の宵

(ほんだなに すきまひとつや なつのよい)

うちの本棚は本当に節操がないです。整理しなくちゃと思いつつカオスなまま、ぎゅうぎゅう。最近ちょっとしたきっかけで、久々に読書熱に火がついています。床にまで溢れているのを何とかしなければ。

ここから取り出したのはどの本だっけ…そんなことはしょっちゅう(^-^;) 反省はしています。



2016年7月6日水曜日

鳴りわたる熊鈴ひとつ木下闇

(なりわたる くますずひとつ こしたやみ)

先日の六甲全山縦走を思い出して詠みました。孤独とのたたかい、のような一面があった山行でした。



2016年7月5日火曜日

男梅雨山は逃げぬと強がりて

(おとこづゆ やまはにげぬと つよがりて)

男梅雨、という季語を教えてもらいました。激しく降ったり止んだりするのが男梅雨、じとじとと静かに降り続けるのが女梅雨、ということみたいです。女としては納得いかない部分もあるけど…(笑)

初のテント泊登山になる予定だった三瓶山がまさにそんな感じで。重いテントを担いで行ったものの、やんだかと思うとまた激しく降り出す雨に翻弄され、結局常設テントに泊まるだけで帰ってきました。近いのに、なかなか縁がない山です。

「山は逃げないからね」
わたしたちの決まり文句☺

携帯もつながらない状況で、テントの中でのんびりごろごろするのもなかなか贅沢な時間でした。

珈琲もっていってよかった

この日の日記→ 三瓶山で豪雨キャンプ